肩こりに効く漢方はあるのか
肩こりと漢方はその人の年齢や体調、その時に感じている自覚症状などによって様々な処方がなされます。肩こりというカテゴリーだけで処方するわけではありませんのであしからず。
したがって現在自分が感じている自覚症状を医師に相談した上で、自分に適した漢方薬を服用するようにしてくださいね。
ここでは一般的によく利用される漢方をいくつかご紹介していきます。
1、葛根湯(かっこんとう)
「風邪を引いたら葛根湯」でおなじみの有名な漢方薬です。発汗性があり、同時に肩こりの痛みの鎮痛作用もありますので注意。
2、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え性が多い女性のための代表的な漢方薬になります。体を温める効果が高く、血行の改善に役立ちます。生理などの女性特有のトラブルにもよく利用されています。
3、加味逍遥散(かみしょうようさん)
当帰芍薬散と成分がよく似ていて、同じく血行改善や生理トラブルでもよく利用されている漢方です。
4、顧痛(こつう)
葛根湯に独活(どっかつ)と地黄(じおう)を足したもので、四十肩・五十肩に効果があり、症状がひどい肩こりに適しています。
ここでご紹介している漢方薬はごく一部に過ぎません。実際に処方される漢方薬は数十種類にものぼるほど多種多様ですよ。その中で現在の自分に適しているものを選出してもらうようにしましょう。必ず医師に相談して飲むようにしてください。
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